いつの間にか長くなったLA暮らし

ロサンゼルス(LA)に住み始めて、いつの間にか40年以上が過ぎました。仕事と趣味を楽しみながら、忘備録としてつらつら書いています。

どちらにお掛けですか。あんたんとこよ。


我が家のベランダ花畑





この人、アメリカ生活が長いんだろうなと思わせる要因の一つに、ものすごくストレートな物言いをするというのがある。



とても苦労して来たのか、それとも、直してくれる人がいなかったのかわからないが、最初は



この人、怒ってるのかしら?



と、とても驚いたし、傷ついた。



そして、そういう言い方をする人が、少なからずいることに気付き、自分は、どれだけアメリカ生活が長くなっても、こういうものの言い方をする人にはならないよう気をつけようと思ったものだ。




先日、久し振りにぶっ飛んだ。




日本語で電話がかかって来たが、何を言いたいのかわからない。


英語の方が良いのかと思ったが、そうではないと言う。



「あんたんとこ、いくら?」


「何をお探しですか?」


「探してなんかないわよ。いくらかって聞いてんの。」



こんな感じで、一向にらちが明かない。


多分、欲しい情報はここではないと思ったので、




「失礼ですが、どちらにお掛けですか。」




の問いに帰って来たのが、





「あんたんとこよ。」



そうではなくて…。


人と話すときは、こう言えば、大体こんな感じで帰ってくるだろうと思って話すと思う。
例えば、先ほどの私の問い、


「失礼ですが、どちらにお掛けですか。」


と聞かれた場合、


「こういう情報が欲しいのですが、そちらで扱っていますか。」
「こういうものを探しているのですが、この番号で良いでしょうか。」


のような返事が来ると思って聞いている。それが、全く予期しない返事が来ると、どう反応して良いかわからなくなる。



突然後ろから飛び蹴りされたような気がした。(されたことないけど)



改めて、ものの言い方には気をつけようと思った。




顔が見えないときは余計に注意

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