シニアが集まると始まるマウントの取り合い ①
よく、シニアが集まるとする話として、
1.健康の話
2.年金の話
3.お墓の話
と言われるが、私の周りにいるシニアたちは、私も含めて全員が現役で働いていて、日本でも就労経験のある人ばかり。
健康話よりも先に話題に上がるのは、年金の話。まず、62歳から始まる日本の年金。
日本の年金は62歳から頂けるのと、申請が遅くなっても、62歳までさかのぼって支払ってもらえるので大変ありがたい。自治体によって、海外からの申請がスムーズに行く所と行かない所があるため、その申請状況に花が咲く。
アメリカのSocial Securityオフィスを通して手続きをし、何の問題もなく申請が通った人もいれば、
N代さんなどは、日本の役所に何度電話してもたらい回しにされて一向に進まず、日本に帰国するたびに役所に出掛け、それでもらちが明かずに困り果てていた。
私は、自分で色々するのも大変なので、最初から代行を頼んでやってもらった。費用は発生するが、その分大変親切に、また、確かに進めてもらえてとても助かった。
N代さんにその話をすると、
「自分も金で解決することにした。」
とのこと。時間もお金も気苦労もかかったのに進まなかった手続きがスムーズに進み、無事受け取れることになった。
受け取り方法も、こちらへ送金してもらう人と、日本に口座があり、日本の口座に入金してもらっている人がいる。日本へ行った際のお小遣いだそうだ。そういう使い道も楽しいと思う。
本帰国を予定しているので、それまで手続きを延期している人もいる。
「手続きした?」
から始まって、
「もう貰ってる?」
が、会った時のあいさつ代わりになっている。