いつの間にか長くなったLA暮らし

ロサンゼルス(LA)に住み始めて、いつの間にか40年以上が過ぎました。仕事と趣味を楽しみながら、忘備録としてつらつら書いています。

UPSドライバーのユニフォームは高収入のステータス


      


アメリカで生活をしているとよく見かけるこの、ドアのないトラック。


UPS(United percel service) は、アメリカ国内だけでなく、


世界200か国以上の国と地域で一日あたり1400万個以上の荷物を扱っている。


茶色いトラックに乗った茶色いユニフォーム姿のドライバーさんたち、


実は、高給取りだ。


2023年の彼らの平均年収は17万2000ドル。


ただし、これには、会社が保険料を全額負担する医療保険や最長で7週間の有給休暇、


有給の病欠や早退、確定給付年金プラン、オプションの日数が含まれまている。





以前ランチの集まりに参加したとき、一人の日本人女性がご主人の仕事を聞かれて、


「UPSのドライバーです。」


と答えたら、その場にいた他の女性たちが反応していたっけ。


その時は、なぜそんな反応があったのか気付かなかった。


後になって、彼らが高収入と聞いて納得した。



学位や資格が必要な医師や弁護士、エンジニアのような専門職とは比べられないと思うが、


そんなに必要条件が高くない割には高収入だと思う。



宅配業者は、UPSの他にも色々あり、会社に出入りしている業者は数多いが、


この「茶色いお兄さん」たちが来ると、お、高収入が来たと思ってしまう。



確かに楽な仕事ではない。


特に暑い今の時期は、ドアがないトラックにはエアコンもなく、


重い荷物を運んだりは大変だ。


でも、組合がしっかりしているので、他の配送会社に比べたら格段の待遇には違いない。



日本のように、持ち物や身に着けているもので高収入と分かる人は少ないが、


このユニフォームは、高収入のステータスのようだ。

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