紙の本か電子書籍か
若い頃ほどの量ではないが、今でも本を読むのが好きだ。
ただ、
「ものを増やしたくない」
という理由で、手持ちの本はすべて捨てたり寄付をしたりして、今、家には本がない。
読みたいものは大体電子書籍で読むようになった。
でも、電子書籍で読んだものより、紙の本で読んだものの方が頭に残る。
何でだろう。同じように活字を読んでるのに。
LAは日本人が多いので、日本語の本が置いてある図書館が結構ある。
コロナが開けて、本の貸し出しもできるようになり、
時々図書館で借りて読むようになった。
今年の3月に日本へ行った時、電車に乗っている人のほとんどが、
もれなくと言っていいほどの割合で携帯を見ていた中で、
ちらりほらりと紙の本を読んでいる人を目にしたときは、
なんだかとても新鮮な気持ちになった。
それも、若いお兄さんが紙の本を読んでいるのなんかを目にしたもんなら、
もう、よだれが出そうになる。
という話を、先日会いに来てくれたN子にしていたら、
N子も、日本に本帰国してからはバスで行ける図書館を見つけて
読書を楽しんでいるという。
そして、やはりバスの中で紙の本を読んでいる男性を見て、
「素敵😍😍」
と思ったそうだ。
「それも、その人、革製のブックカバーを付けていたのよ。」
「私も絶対に革製のブックカバーを買おうと、その時決めたわ。」
のだそうだ。
N子さん、形から入るのね。