いつの間にか長くなったLA暮らし

ロサンゼルス(LA)に住み始めて、いつの間にか40年以上が過ぎました。仕事と趣味を楽しみながら、忘備録としてつらつら書いています。

N代 欠陥住宅に悩まされる

画像はイメージです



飲み仲間のS氏から、そろそろ飲み会をしようとお誘いが来た。


そしたら、珍しくN代から欠席の返事。


すんごい長いメールが来た。



どうしたのかと思ったら、家が大変なことになっているという。


N代は2階建てのタウンハウスに住んでいるのだが、


1階の天井から水漏れが発生し、その後、



すべての水道管の取り換え
天井、壁の取り壊し
カビの除去のための除湿



などなど、気の遠くなるような作業の真っ最中だそうで、


トイレは使えない、収納物はすべて取り出したまま家じゅうに溢れかえっている。


5日間、巨大な除湿器とファンを計5台回しっぱなし、


という状態で、


それらがすべて終わって市から許可が出たら、


やっと修理に取り掛かれるのだが、まだその日にちも決まっていないとのこと。



この家、



以前もガレージで水漏れがあり、天井を壊して修理したことがあったり、


現在も進行中の、


タウンハウス全体のペイントと外壁修理にエクストラでコストがかかったりと、


何かと修理続きだという。


特にコロナ明けの今は、配管や壁の材料費や人件費が上がっている。



かかる費用もかなりのものらしく、


とても飲み会をする気持にはなれないとのことだ。



そりゃそうよ。



幸い、N代のお子さんたちは、


シングルマザーのN代を経済的にかなり支えているので、


その点で路頭に迷うようなことにはならないはずだ。



それでもそんな状態の家で何週間も過ごすのはやはり気が滅入るだろう。


落ち込む気持ちはよく分かるが、他に慰める言葉も見つからず、



だんだん日が短くなってきている今、


寒くなる前に修理が終わるといいね。


落ち着ける日が来たら、


またみんなで集まってお疲れ様会をしようねと、


長い長いN代からのメールに返信をした。

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