いつの間にか長くなったLA暮らし

ロサンゼルス(LA)に住み始めて、いつの間にか40年以上が過ぎました。仕事と趣味を楽しみながら、忘備録としてつらつら書いています。

子離れの時期は人それぞれ② 逆の立場場だったらどうだろう

以前の記事に、子供たちが自立したり、息子たちが結婚したとき、寂しいという気持ちが


起きなかったと書いた。



それは、きっと息子たち家族がそばにいるからなのかもしれない。


逆の立場だったらどうだろうと考えた。



というのは、会社の韓国人オーナーの息子さんが日本に住んでいて、日本人女性と結婚し、


最近お子さんが産まれた。


オーナーは、ハルモニ(祖母)になったと、それはそれは喜んでいたのだが、


コロナのせいもあったので、お嫁さんが妊娠中に一度会いに来て


こちらで簡単な結婚式を挙げただけで、未だに相手のご両親にも会っていないし、


コロナが明けたのに、お孫さんに会いにも行っていない。



向こうの両親が用意してくれたそうで、


日本式のお宮参りの写真を送って来たと言って見せてくれた。


立派な着物を着せてもらった可愛い男の子と、息子さん夫婦、両親揃っての家族写真だ。


日本に住み、日本人と結婚したのだから、日本式のお祝いをしてもらうこと自体には


不満はないと思うが、息子を「取られた」みたいな寂しさを感じるかなあ。



もし私がオーナーの立場だったらどうだろうかと考えてみた。


うーん。やっぱり、取られたみたいな気持ちにはならないと思う。


遠くに住んでいても、元気で幸せにしていればそれで十分だと思う。


まして、相手のご両親にも大切にされている。


こんな嬉しいことはないと思う。



オーナーにあえて聞いてはいないが、もし聞いたとしても、彼女がどう答えるかはわかる。


私と同じだ。



子供が幸せなら親も幸せだ。






と、



私は思う。

×

非ログインユーザーとして返信する