Vikiで観る韓国時代劇「太陽を抱く月」
時代劇には苦手意識があり、なかなか手を出せずにいたが、お勧めドラマの中に必ず入っているのが、この「太陽を抱く月」。これは観てみなければと、鑑賞開始。
韓ドラあるあるで、主役の二人が、実は子供の頃に会っていて、お互い初恋というのはよくあるパターンだが、このドラマが他のドラマと違うのは、子役が演じる期間が長く、それだけで一つのストーリーになっている所。
何より、主役の二人の恋があまりに可愛くて、見ている方はニヤニヤしてしまう。
ヨヌの少女時代を演じたキムユジョンちゃん。まあ、可愛らしいこと。可愛いだけではなく、演技も素晴らしい。
科挙(宮中の役人選抜試験)で主席となった兄に会うために王宮に出掛けたヨヌが、世子であるフォンと偶然出会い、二人は恋に落ち、結婚の約束をする。
ところが、婚礼を目前にヨヌが原因不明の病にかかり、亡き人となってしまう。
そして、8年の時が流れ・・・
二人は王と巫女として再会するのだが、ユジョンちゃんが、どれほど美しく成長して現れるのか、どんな女優さんが大人になったユジュンちゃんを演じるのかと心待ちにしていたのに、
「ヨヌは?ヨヌはどこですの?」
「え~~~??」
残念で、しばらく話に入り込めなかった。失礼。
ハン・ガインさんに恨みはないし、素敵な女優さんだと思うのだけど、ユジョンちゃんが大人になっても、こうはならないでしょう。と思ってしまった。失礼。
ただ、ドラマ自体はとても丁寧に作られていて、ストーリー展開もスケールが大きく、歴史の流れの中に、恋愛、兄弟愛、家族愛、陰謀、駆け引きなどが盛り込まれていて、なかなか見ごたえのあるドラマだった。
特にこのドラマが評価されたのは、主役のキムスヒョン君の演技。ヨヌを思って号泣する姿に、視聴者ももらい泣き。
この作品で、キム·スヒョン君 MBC 演技大賞ミニシリーズ部門男最優秀演技賞受賞。
ハンガインさんもミニシリーズ女性最優秀演技賞。
そして、子役の二人も、子役演技賞受賞している。