いつの間にか長くなったLA暮らし

ロサンゼルス(LA)に住み始めて、いつの間にか40年以上が過ぎました。仕事と趣味を楽しみながら、忘備録としてつらつら書いています。

ホンダ夫妻、日本での生活スタート

先日、アメリカ生活に終止符を打ち日本へ本帰国したホンダ夫妻。


                            
人のために時間とお金を使うということ


日本での生活は想像以上に大変と、メールが届いた。



毎年帰っていても、微妙に変化があるので、


戸惑うことが結構あるが、しょせんは旅行者だ。



でも、生活するとなると、色々大変だそうだ。


まず、諸々の手続きが、すべて紙媒体ということ。


特に行政関係は、同じことを何度も何度も書いて、その都度印鑑を捺すという作業がある。


名前、生年月日、年齢、住所を何度書いたかわからないそうだ。


オンラインで全て済ませる国に長くいると、


この作業が、気が遠くなるほどに感じると言う。




次に大変なのが、ごみの分別だそうだ。


これは分かる。


LAは、ゴミの分別が甘い。


せいぜい、毎日の生活ごみとリサイクルもののみ。


これも、私が住んでいるような集合住宅だと、分別はないに等しい。


これに慣れていると、日本に行った時、とても困る。


どれが何ゴミかわからないからだ。


あまり何度も聞くと面倒がられて、姉には


「もういいからその辺に置いといて。」


と言われる始末だ。




ホンダご夫妻が住むことになった自治体からは、


分別方法が冊子になったものを渡されたそうだ。


「こんなに?」


と思ったそうだが、生真面目なホンダ夫人のことだ。


きっと何度も読み込んで、付箋を何枚も貼ってマスターし、


その地区内では、誰よりも分別に詳しい分別の女王になることだろう。






アメリカではこうだった
アメリカではああだった



なんて、出羽守(ではのかみ)になって嫌われないように、



郷に入っては郷に従えで、そこでのやり方を覚えてうまくやって行くしかない。



ご夫妻のことだ。


案外楽しみながら、そのうち、町内会長なんかになってしまうかもしれない。



 そのうち慣れる

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