親の葬儀③~遅かったねえ
父の49日が終わり、一人で眠っていた、遠方にあるお寺から母のお骨を引き上げ、札幌市内の納骨堂に、父と一緒に納骨したとの連絡が入った。
4年間、一人で待っていた母に、今頃、
「遅かったねえ。」
と言われている頃だろう。
新しくて綺麗な納骨堂で、何よりも近いのが良いと、姉は、あちこちガタの来た体のメンテナンスで通う病院帰りに頻繁にお参りに行っているそうだ。
誰もお参りに来ないような、遠くのお寺の、古くて暗い(イメージ)お墓に放っておかれるより、残った家族が気軽にお参りに行ける所の方が、両親だってきっと嬉しいに違いない。
今度日本へ行った時には、両親の新築のコンドミニアム(?)に、是非お邪魔したいと思っている。
会いたいな