年金生活者にとって厳しい北国の事情
姉夫妻が住んでいる家は、両親が施設に入るまで住んでいた家だ。
父が、私たちきょうだいのためにと、当時流行っていた二世帯住宅を建てた。
結局そこには私たちきょうだいの誰も一緒に住むことはなく、
父と母の二人が住むにはには大きい家が残った。
画像はイメージです
北海道の冬は長い。
父がまだその家に住んでいる間、毎年冬の雪かきがだんだん辛くなっているのを見かねて、
義兄が、家の前の歩道にロードヒーティングを付け、かかる費用は自分の口座から支払っていた。
90歳の老人にとって毎日の雪かきがどれほどの重労働か。
父が喜んだのは当然のことだ。
後で聞いたら、その費用が毎月5万円もかかると聞いて驚いた。🥶😱
そ、そんなに!?
プラス、冬の間の暖房に使う灯油代が毎月4万円だという。
北海道はセントラルヒーティングなので、家全体が温かい。
家自体が大きいければ、暖房費も当然高くなる。
ロードヒーティングと灯油代に、冬の間は毎月9万円エクストラでかかるそうだ。
そんなの、年金生活者には払えないでしょう。
私が昔お勤めしていた頃は、冬の間はお給料に「暖房手当」というのが付いていた。
今もかな?
年金にも暖房手当を付けてくれればいいのに。
冬の寒さとは反対に、最近の北海道の夏は暑い。
今年から夏の暑さ対策のために、エアコンを付けるそうだ。
そうすると、夏の間はその電気代もかかることになる。
義兄が、
「ラクラシちゃん、定年後はアメリカを引き払って、うちの傍に引っ越しておいでよ。」
なんて気軽に言うけど、
とーーーんでもない。
そんなに払えないよ。
皆さんどうやってやり繰りしているんだろう。
なんて、人のお財布の心配までしてまう小心者だ。