クレーマーはどこへ行った。 マジ怖かった。
隣の部署の顧客に、ものすごいクレーマーがいた。
1日に何度も苦情の電話が来る。
みんなに証人になるようにと、オーナーが電話をスピーカーにしたので、
こちらの部屋にも聞こえてくる。
とにかく全てが気に入らないようで、ものすごい勢いで怒鳴りまくっている。
オーナーが、何度説明しても、
オ「ミスターC、何度も言うように…」
C「なんだその言い方は。僕が何度も言われないと分からないバカだと思っているのか。」
みたいな。
こわいよ~~。
そのミスターCが、会社に乗り込んできた。
C「僕に無礼な物言いをするやつを出せ!」
オ「私のことですか?私とは冷静に話すことができないようですから、マネージャーと話してください。」」
と言ってマネージャーに丸投げした。
マネージャーに宥められて、その日は大人しく帰って行ったが、
次の日オーナーから、あの顧客はこちらから切ったと言われた。
そうね。
面倒はごめんよ。怖いし。
その後オーナーが言った言葉に固まってしまったよ。
私のデスクは、入り口の一番近くにある。
オ「ラクラシさん、切られた腹いせにまたあいつが来たら、すぐにドアをロックしてちょうだい。」
ラ「え~~~🥶🥶🥶😱😱😱」
入り口のドアはガラス製よ。外から丸見え。
防弾ガラスでも何でもない。
腹いせに来るって、もし銃なんか持っていたらどうするんですかぁ。
ドアをロックしに行った私が真っ先に打たれてお終いじゃないですかぁ。
労災効きますの?
いや、
そういう問題じゃない。
銃社会のアメリカですよ。
怖いじゃないですかぁ。🥶🥶
簡単に言わないでくだいさいよ。ブルブル。
その後、そのクレーマーから連絡が来ることはなかったが、
1週間くらいは突然乗り込んで来るんじゃないかと、
マジ怖かった。