未払い請求に対する日本人とアメリカ人の違い
会社のアカウントに、時々見つかる未払い請求がある。
オーナーは最近60歳になったばかりの韓国人女性で、
彼女は私より若いのにアナログ人間で、
オンラインでの支払いは受け付けない。
目に見えるものしか信用しないから、21世紀のこの時代なのに、
受け付けるのは、郵送してくる紙の小切手のみだ。
顧客からは、不便だからオンラインにしてくれと100万回言われているが、
頑として受け付けない。
それで、未払い請求が見つかった時は、
単純に忘れていただけとか、払ったと思い込んでいた勘違いとか、
たまにLost Mail (紛失) だったりするので、
「こちらが未払いとなっています。記録の確認をお願いできますか。」
的な連絡をすると、
日本人の顧客からはすぐに電話がかかってくる。
「ごめんなさい。払ったと思い込んでいたわ。すぐに送ります。」
「銀行に問い合わせてすぐに対処します。」
「忘れていました。済みません!!」
的な連絡が入り、その後すぐに払っていただける。
更に丁寧な人からは、
「届きましたか?」
と、確認の電話までかかってくる。
これが相手がアメリカ人だと、
「払いましたよ。」
と、確認もせずに即答。
うっそだねー。
「もう送ってあるので、2-3日で届きます。」
これもウソ。
でも一応、2-3日待ちますと返事をし、来ないとまた電話をする。
「昨日送ったので、今週中には届くと思います。」
3日前に聞いた時、既に送ったって言ったじゃないのよ。
こんなやり取りが何回か続く。
絶対に、忘れていたとか、勘違いだったとかいう、自分の非を認めることをしない。
国民性かね。
(アメリカ人を一纏めにして非難するわけではなく、あくまでも私の主観です)