メカに弱いN代が日本国内の移動に空路を選ぶ理由
友人のN代はメカに弱い。
一年に1-2回は日本へ行っているのに、
空港と実家の往復以外は自力でどこかへ行くことができない。
理由は、乗り換えが分からないからだそうだ。
今年の夏は長く日本に滞在するので、
帰国したホンダ夫妻の新居へお邪魔するのだと楽しみにしていて、
ホンダ夫人もN代が来ると言うので寝室を客間用に用意して待っていた。
ホンダ夫妻 N代のもてなし準備完了 - いつの間にか長くなったLA暮らし
それが、台風で帰りの飛行機がキャンセルになりそうだったため
行くのを取りやめにした。
と、ここで
「飛行機?」
と思ったブラックラクラシ。
N代の実家がある大阪からホンダ地方までは新幹線で約3時間の距離。
なぜ飛行機?
と、N代に聞いてみた。
答えは、
「乗り換えが分からないから。」
とのこと。
飛行機なら、ホンダ夫さんに頼んで空港まで迎えに来てもらえるからと。
なーるほど。
と、納得してる場合じゃない。
娘さんにもさんざん言われたそうだ。
「日本語が分からない外国人だって、アプリを入れたりして自力でどこへでも行く。ましてママは日本人で日本語が分かるのに。」
って。
そしたらN代、アプリが分からないとのこと。
なーるほど。
できる人には何てことないことでも、
そうじゃない人たちにとってはハードルが高すぎるというのはよくある話だ。
N代を責めてはいけない。
ここは、旅行会社をやっているS氏が、
N代のために添乗員となって連れて行くのが一番良さそうだ。