年齢は番号にすぎない
私が働いている会社の隣の部署は、要資格者のみが働く専門職場だ。
最近入って来たワカコさん。
70歳を過ぎていて、一度は定年退職したけど、
家に居ても退屈だし、せっかく資格を持っていることだしと、また働き始めた。
普通に英語を話すので、最初、3世くらいの日系人だと思っていたら、
アクセントのない、日本人が話す日本語を話すので驚いた。
ワカコさん、実は日本人だった。
50年前に国際結婚をしたとのこと。
時々用事があってオフィスに来るが、その時はいつもタンクトップにショートパンツだ。
私と同じく、65歳を過ぎると貰える ジムの会費無料の恩恵を使って
仕事のない日はこの服装でエクササイズをしに行っているそうだ。
うーん。セクシー。
こちらの人は、ジムへ行って着がえるということをしない。
最初からスポーツウェアで行く。
ジムの駐車場をこの服装で歩いていても何の違和感もないが、
これで会社に来るのは少し勇気が必要だと思う。私なら。
70歳を過ぎても現役でバリバリ働き、
オフの日にはショートパンツとタンクトップで走り回るワカコさんを見ていると、
年齢は単なる番号だっていうのがわかる。
自分を持ってるなあ。
あやかりたい。