戸建てと集合住宅のメリットとデメリット①
アメリカの一般的な家庭では、家族のサイズによって家を住み替える。子供を育てている間は、学校区も考慮して住むところを決める。
我が家も、子供たちが自立してから、それまで住んでいた戸建てを売って今のコンドへ引っ越した。
子どもたちを育てている間は、広さが十分で隣近所に気を使わずに済む戸建ては住みやすいが、だんだん年を取って来ると、広さを持て余すし、維持が大変になってくる。
コンドミニアムの場合、毎月管理費を支払っていて、基本、共有部分の維持費はすべて管理会社が払ってくれる。
ゴミの仕分けもないに等しいし、24時間、各階に付いているトラッシュシュートから捨てれば、ごみの回収業者がまとめて回収してくれる。
庭やプールの手入れ、駐車場や廊下のような共有部分の掃除も管理会社がしてくれるし、セキュリティーもしっかりしているので、知らない人が入ってくることがなくて安心だ。
シニアには住みやすい環境だと思う。
だが、集合住宅の場合、何軒かのユニットで下水道の配管を共有しているため、水漏れ問題が多く起きる。
駐車場の天井を走るこの手の配管(イメージ)。いつもどこかが漏れている。
修理の度に、関係のあるユニットの元栓が閉められる。昼間の数時間水が止められても、仕事で留守にしているから特に問題はない。
だが、家の中まで調べに来られることがあり、これがやっかいだ。
昼夜問わずの人の出入りと、そのために待っていなければいけない時間の無駄。
それも、言った時間に来ないから、イライラは募る一方だ。
ゴミはここから