いつの間にか長くなったLA暮らし

ロサンゼルス(LA)に住み始めて、いつの間にか40年以上が過ぎました。仕事と趣味を楽しみながら、忘備録としてつらつら書いています。

チャンスはどこにあるかわからない



アメリカには定年制度がないため、70歳を過ぎても、中には80歳を過ぎても


現役でバリバリ働いている人がたくさんいる。


本当に生活のために働いている人もいるが、


大体は、社会との繋がりを保ちつつ、お小遣いが入ればなお可というスタンスの人が多い。


そういう人たちはメディケアがあるから、福利厚生の保険が欲しいとも言わないし、


すでに年金もあるから、大して高いお給料を寄こせとも言わない。


長いこと働いて来て社会経験を積んでいるから、もめごとも起こさないし文句も言わない。


ガツガツしていないから、使う方にしてみればとても有り難いマンパワーだ。



キョウ子さんもその一人だ。


ご家族にゴタゴタがあってしばらく休んでいたが、


落ち着いたからと言って現場に戻ってきた。


歯に衣を着せず、ポンポン物を言うキョウ子さんは現在独身の73歳。


家に帰っても一人だからと、時々オフィスに寄ってしばらく話していく。



「ラクラシさん、人生100年の時代だから、私も頑張っちゃうわよ。
 この年になると、捕まえるとすると年下になるわね。
 年下の独身、どこかにいないかしら。」



まあお元気だこと。


キョウ子さんの若さの秘訣は、その好奇心旺盛な所だと思う。


ホントに捕まえちゃうかもしれない。


チャンスはどこにあるかわからないからね。



頑張って頂きたい。

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