おばあちゃんちはドリンクバー
マゴイチ君から預かりものを頼まれ、夕方来ると連絡があった。
そういう時は一人で来て、お小遣いを貰ったらすぐ帰るので、
今回も一人で来るのかなあと思い、特に準備をしていなかった。
ピンポンが鳴って出てみたら、マゴイチ君、マゴニ君と息子が一緒だった。
「夕食食べたの?」
と聞くとまだだと言う。
ほう、では、ママに一人の時間をあげて楽してもらおう。
野菜は嫌いと言うので、
*サーモンのソテー
*明太子パスタ
*チキンカツ
*フレンチフライ
あるもので手っ取り早くできるものを用意した。
盛り付けの見栄えなんかは、成長期男子には不要なところが楽だ。
長男は、次男ほどは飲まないので、長男用に買い置きしてあったChoyaゆず酒。
孫たちは、冷蔵庫から勝手に出してラムネ祭り。
「おばあちゃんちはドリンクバーだから、好きなだけ飲めるよ。」
だそうだ。
はいはい。来た時くらい、好きに飲みなさい。
去った後。
2人で8本飲んでいった。
それは別に良いんだけど、食事したい時は、来る前にそう言ってもらえると有り難いよ。
いつも食材があるわけじゃないからね。
まあ、いつ来ても良いように買い置きしておけと言うことか。
じゃあ、おばあちゃんちはドリンクバーもある大衆食堂(言い方が古いねえ。)
と言ってくれる?