いつの間にか長くなったLA暮らし

ロサンゼルス(LA)に住み始めて、いつの間にか40年以上が過ぎました。仕事と趣味を楽しみながら、忘備録としてつらつら書いています。

「オオタニサン」のお陰で、S氏喜ぶ


「オオタニサン」がドジャーズに決まって、


地元のファンにとっては嬉しいことこの上ない。


旅行会社をやっているS氏にとっても良いニュースだ。



昔の話になるけど、かつて野茂がドジャーズでプレイしていた頃、


野茂を見に行こうと、日本から大勢の人たちがツアーを組んでやって来た。


ここロサンゼルスで旅行関係の仕事をしている人たちは、


野茂のお陰でかなり羽振りが良かったと言う。


ガイドさんの中には、


「野茂御殿」


と言われるくらいに立派な家を購入した人もいたそうだ。



それが、2001年の同時多発テロで、旅行業界は大きな打撃を受けた。




それまで羽振りの良かった業界が、一瞬のうちに収入ゼロになった。


家庭崩壊に至ったとか、大きな借金を抱えることになったとか、


色々な話が入ってきた。



S氏もその中の一人で、まだ小さなお子さんたちを抱えて大変だったそうだ。


苦しい中を何とか乗り越えたが、


次はコロナだ。



廃業する会社、開店休業状態の会社など、


旅行業界に限らず、今考えても大変だったなあと思う。


S氏によると、911の時よりも、コロナの方が期間も長かったから、


比べ物にならない位に大変だったと言う。




コロナが開けて、「オオタニサン」のお陰で日本からも人が来るようになり、


S氏の仕事もだんだん軌道に乗り始めたところに出た移籍話だ。



LAに決まって本当に良かったねえ。


「大谷御殿、買っちゃえ!!」




うっぷす。


離婚したんだったわね。




        失礼。

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