隣の部署に監査が入って思い出したこと
隣の部署に監査が入った。
ずっとピリピリしていたので、こっちまで緊張する。
それで思い出したことがある。
前回監査が入った時、
今、マキさんがいるポストにいた人のことだ。
本当に大変な人だった。
英語も日本語も間違いが多いだけでなく、自分の勝手な判断で引っ掻き回すものだから、
顧客もスタッフさんも振り回されて大変だった。
彼女には3回ワーニングを出した。
1回目⇒間違いが多いので、メールを出す前に必ずラクラシに見てもらうこと
2回目⇒自分のサイドビジネスで売っているものを会社で売るのは禁止
3回目⇒顧客を教育してはいけない
でも、全くひるまない。
私のイライラはマックスに達し、
「辞めてしまおうか。」
とまで思った。
「いやいや。なんであの人のせいで私が辞めなきゃならない。」
と思いとどまり、それでも1年くらいはいたかなあ。
ある日、今回のように隣の部署に監査が入った。
そしたらオーナーが、
「あの人がいると何をやらかすかわからないから、お金を渡して今日一日スタバへ行くように言ってちょうだい。」
と、20ドルを渡して行かせた。
本人は、喜んで行ったよ。
自分が厄介払いをされたとは思わなかったらしい。
日本のご家族の具合が悪いからしばらく日本へ行くと言って退職した。
戻って来ても再雇用はしない。
その後マキさんが入って来て、今は平和だ。
マキさんは、50歳になったばかりで、綺麗で仕事が出来て性格も良い。
羨ましい限りだ。
なーんてことを考えているうちに無事監査も終わり、
めでたく(?)パスし、喜んだオーナーが日系マーケットのお寿司を買ってきてごちそうしてくれた。
ありがとさんです。