子離れの時期は人それぞれ② 逆の立場場だったらどうだろう
以前の記事に、子供たちが自立したり、息子たちが結婚したとき、寂しいという気持ちが
起きなかったと書いた。
それは、きっと息子たち家族がそばにいるからなのかもしれない。
逆の立場だったらどうだろうと考えた。
というのは、会社の韓国人オーナーの息子さんが日本に住んでいて、日本人女性と結婚し、
最近お子さんが産まれた。
オーナーは、ハルモニ(祖母)になったと、それはそれは喜んでいたのだが、
コロナのせいもあったので、お嫁さんが妊娠中に一度会いに来て
こちらで簡単な結婚式を挙げただけで、未だに相手のご両親にも会っていないし、
コロナが明けたのに、お孫さんに会いにも行っていない。
向こうの両親が用意してくれたそうで、
日本式のお宮参りの写真を送って来たと言って見せてくれた。
立派な着物を着せてもらった可愛い男の子と、息子さん夫婦、両親揃っての家族写真だ。
日本に住み、日本人と結婚したのだから、日本式のお祝いをしてもらうこと自体には
不満はないと思うが、息子を「取られた」みたいな寂しさを感じるかなあ。
もし私がオーナーの立場だったらどうだろうかと考えてみた。
うーん。やっぱり、取られたみたいな気持ちにはならないと思う。
遠くに住んでいても、元気で幸せにしていればそれで十分だと思う。
まして、相手のご両親にも大切にされている。
こんな嬉しいことはないと思う。
オーナーにあえて聞いてはいないが、もし聞いたとしても、彼女がどう答えるかはわかる。
私と同じだ。
子供が幸せなら親も幸せだ。
と、
私は思う。