いつの間にか長くなったLA暮らし

ロサンゼルス(LA)に住み始めて、いつの間にか40年以上が過ぎました。仕事と趣味を楽しみながら、忘備録としてつらつら書いています。

ペットの看取りについて 溺愛していた子が虹の橋を渡った


あまりにも悲しすぎて記事にできなかったけど、1か月を過ぎ、


灰になって戻ってきた子のことを忘れないためにも、


そろそろ気持ちに区切りを付けようと思う。



知り合いの家のガレージに住み付いた母猫が、出産後育児放棄をしたため、


産まれた2匹をうちの家族として迎えた。



最初はそれは小さくて、片手の平に乗るくらいだった。


この子は、どちらかと言うと夫よりも私に懐いていて、


だっこもさせないツンデレなくせに、私の行く所にいちいち付いて来て、


時にはフライングで、先に行ってドアの前で待っていたはいいけど、


私はそっちには行かなかったりなんてこともよくあった。


若いうちはどこにでも登って悪さをしたので、


テーブルやカウンターの上には何も置けなかった。


それがだんだん年を取って来て、上には登らなくなり、すっかり大人しくなった。


家に帰って夕食の支度をする私の足元にいつもいて、よく踏みそうになったものだ。


今でもキッチンへ行くと、まだそこにいるようで、つい足元を見てしまう。



弱って来ても、安楽死と言う選択肢は私にはなかった。自分で看取りたかった。


丁度同じ時期に友人のN代が、飼っていた犬の安楽死を選んだ。



考え方や、その時のペットの状態もあるので、どちらが良いとか悪いとかを言うつもりはな


く、可愛がっていたペットを失った飼い主の悲しみは同じだと思う。



この写真は、私の携帯の待ち受けにした。


大好きだったよ。Chocoちゃん。


うちの子になってくれてありがとね。






そしてこの人。


そう。


You.



お母さんがいつも座っているお席に、お母さんみたいに座ってるあなた。


ちょっと、どいてよ。



チョコちゃんがいた時は、お母さんの所へはあまり来なかったから、


お母さんのことは嫌いなのかと思っていたわ。



それなのに、チョコちゃんがいなくなったら、お母さんの所へ来るようになった。


慰めてくれてるの? 



「あたしがいるよ。」


って。



ありがとね。



1人になっちゃったね。


あなたは、チョコちゃんの分まで長生きして、少しでも長くお母さんのそばにいてね。

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