日本人が美容室を選ぶ基準はどこか
現場の人たちがオフィスに来る一番の理由は、お給料を取りに来ることだ。
21世紀だと言うのに、うちのオフィスはいまだに銀行振り込みをせず、
紙のチェック(小切手)でお給料を渡している。
セツコさんが今日来たのも、お給料をもらうためだ。
あら。いつもと雰囲気が違うわ。
セツコさん、パーマかけたのね。素敵よ。
日本人は、大体日本人がやっている美容室へ行く人が多い。
そういうところは、確かにカリスマ美容師さんがいて、素敵に仕上げて下さる。
その分、お値段も素敵だ。
なので、そこまでの技術を望まなくても良いと考える人は、
日本人以外の美容室を選ぶ。大体アジア系のお店を選ぶ人が多い。
私は韓国人がやっている所へ行っている。
韓国系に限らず、中国系やベトナム系のように、
東洋人同士だと、髪質も似ているので、向こうも扱いに慣れているので安心な気がする。
セツコさんもそうかなあと思って聞いてみたら、
近所にアジア系の美容室がないので、取りあえず近くにあったメキシコ人のやっている美容
室でやったそうだ。
「英語が通じないのよ。パーマ、プリーズって言ったらこうなったの。」
だそうだ。
ちょっとぉ。チャレンジャーじゃないこと?
決して人種差別的な意味ではなく、
例えば、アメリカ人の柔らかい髪質に慣れている美容師さんは、
東洋人の硬い髪の扱いが苦手という話を聞いたことがあるからだ。
メキシコ人がかけているパーマって、カールがきつめなイメージがある。
こんな感じ。
画像はお借りしました(セツコさんではありません💦)
セツコさん、一つに結んでいたので、降ろすとどんな感じになるか想像するしかないけど、
でも、案外いいかも。
年とともに髪のボリュームがなくなって来るので、ロングでパーマも素敵。
それに、新しい場所の開拓って、結構勇気がいるのに、
一人で決めてさっさと行って来たというのもいいな。
なかなかの男前だ。
そういう人、好きだ。