いつの間にか長くなったLA暮らし

ロサンゼルス(LA)に住み始めて、いつの間にか40年以上が過ぎました。仕事と趣味を楽しみながら、忘備録としてつらつら書いています。

失くした携帯の見つけ方。オーナーの場合

会社のオーナーは、よく携帯を失くす。


というより、置き忘れる。


いつも先へ先へと考えているから、目の前のことに気が回らないという感じ。


前回はトイレに置きっぱなしになっていた。


その前は、自分のポケットに入っていた。


いつも


「携帯がない!!!」


と大騒ぎするが、皆も慣れたもので、


「またか。」


という感じで、それでも一応探す手伝いはする。


今回もまた大騒ぎだ。


「さっきまで車の中で使っていたから、絶対に家から持って出たのよ。」


と言うので、手分けをして、


車の中を探す人、トイレやほかの部屋、机の引き出し、


冷蔵庫の中まで探す人など、全員で探すが見つからない。


夫さんにも電話をしてギャーギャー言っている。




なぜかオーナーの携帯はオフィスの中では鳴らないので、


電話をかけても呼び出し音が聞こえない。


すると、どこかから、



ピッ ピッ ピッ




と音がする。


「ん?何この音?」


と、音の鳴る方へ。


すると、部屋の隅のファイルキャビネットの中から出てきた。オーナーの電話。


何でこんなとこに?というのは聞いても無駄なので誰も聞かないが、


何の音だったかというと、


オーナーはまだ60歳と若いのに糖尿病の気があるため、


腕に糖尿病の人専用のセンサーを着けている。


こんなの
 ↓

画像はお借りしました



これを着けていると、血糖値が上がったり下がったりした時にセンサーが察知し、


アラームで知らせてくれるというもの。



オーナー夫さんが遠隔操作で作為的に血糖値を上げるか下げるかして、


アラームを鳴らせたのだそうだ。



やるな。



そんな方法があったのね。


誰にでも使える方法ではないけど、


「おー新しい!!」


と、感心してしまった。

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