鬼の居ぬ間に 読後感「高校事変」
クリスマスに、現場スタッフさん用にオーナーが用意してくれたギフト。
声をかけたが取りに来なかった人が何人かいて、
3個余ったままそのうち年が明けてしまった。
食べ物が入っているので、長く置くおくわけに行かないし、
「せっかく買って来たのに余らせたの!?」
と言われそうだ。
マキさん、持ってかない?
と言うと、喜んで持って帰ると言う。
でも、見つからないようにね。
それからは チャンスを狙って、毎日大きめのバッグを持って来ていて、
オーナーがいない時を見計らって、ササッと入れて帰った。
娘さん、息子さんとお揃いのマグカップを楽しんでください。
無事片付いた。
読み終わった本。「高校事変」は、主役がJKのサスペンスだ。
ちょっと過激だけど、読みやすさと、
主役のJKの魅力にどんどんはまっていく。
総理が、帰化した有名スポーツ選手の在籍する高校を訪問することになる。
同じ高校に、父親がテロ事件を起こして死刑になった優莉結衣も通っていた。
総理が学校内をめぐっている最中に、武装集団が学校を占拠する。
学校では孤立していた結衣だが、機転を利かせてそばにあるもので武器を作り、
ただ一人彼女に味方する澪を守りながら真相に近づいていく。
敵を非情なほどに殺していく結衣は危ない存在ながら、
時折見せる人としての優しさは、ダークヒーローの魅力だ。
一言で言うと、強くてかわいい女の子が戦いまくる話。
シリーズ化されていることから、
若い人たちに人気があることがわかる。