いつの間にか長くなったLA暮らし

ロサンゼルス(LA)に住み始めて、いつの間にか40年以上が過ぎました。仕事と趣味を楽しみながら、忘備録としてつらつら書いています。

家族写真について 長男嫁ちゃん一生の不覚



韓ドラを観ていると、リビングに大きな家族写真が飾ってあるのをよく目にする。


日本に居た時は、私の実家では家族写真を撮るという習慣がなかった。


誰かの結婚式やお葬式に撮る集合写真くらい。



アメリカで生活するようになり、特に家族写真を撮ろうと意識したことはないが、


何かの商品で撮影券が当たったとか、


子供たちの学校のイベントで安く撮ることが出来たとか、


そんな感じでプロに撮ってもらった家族写真が何枚かある。




長男嫁のエイミちゃんがまだ息子と結婚する前に家へ来たときにその写真を見て、


自分もこの人と結婚したら、


この家のように、家族写真を飾る家庭にしたいと思ったそうだ。



その言葉通り、毎年今の時期になると、家族でスタジオに写真撮影をしに行っている。


韓ドラで見るほどの大きさではないが、


結構大きな写真を、立派な額に入れて家に飾っているのは、いつ見ても微笑ましい。


ああ、この人は、本当に家族を愛しているんだなあという気持ちが伝わって来て、


とても嬉しくなる。



それが、先日家にお邪魔したときに、


「おかしいなあ、2022年の分の写真がない。」


と言う。


多分、コロナで写真どころじゃなかったとか?


という問いには、


コロナだからこそ、頑張って撮りに行こうと思った記憶がある。


とのこと。



みんなして、ソファーの下かな、キャビネットの裏かな、なんて言って探すが、


一向に見つからない。


そのうち息子が、


写真スタジオのサイトに入ると、


撮影した写真が見られるようになっていることを思い出し、


見てみたら、2022年は撮っていないことがわかった。



エイミちゃんのがっかりようと言ったらなかった。


彼女にとって、毎年の家族写真には大きな意味があり、


大切なイベントだったから、それを撮り忘れてしまったことは、


一生の不覚とも言えるくらいのポカだったようだ。



なんか、



可愛いなあ。🥰



と思った。




               

それはそれでいい思い出になるよ。

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