いつの間にか長くなったLA暮らし

ロサンゼルス(LA)に住み始めて、いつの間にか40年以上が過ぎました。仕事と趣味を楽しみながら、忘備録としてつらつら書いています。

紙の本か電子書籍か


若い頃ほどの量ではないが、今でも本を読むのが好きだ。


ただ、


「ものを増やしたくない」


という理由で、手持ちの本はすべて捨てたり寄付をしたりして、今、家には本がない。


読みたいものは大体電子書籍で読むようになった。


でも、電子書籍で読んだものより、紙の本で読んだものの方が頭に残る。


何でだろう。同じように活字を読んでるのに。



LAは日本人が多いので、日本語の本が置いてある図書館が結構ある。


コロナが開けて、本の貸し出しもできるようになり、


時々図書館で借りて読むようになった。



今年の3月に日本へ行った時、電車に乗っている人のほとんどが、


もれなくと言っていいほどの割合で携帯を見ていた中で、


ちらりほらりと紙の本を読んでいる人を目にしたときは、


なんだかとても新鮮な気持ちになった。


それも、若いお兄さんが紙の本を読んでいるのなんかを目にしたもんなら、


もう、よだれが出そうになる。



という話を、先日会いに来てくれたN子にしていたら、


N子も、日本に本帰国してからはバスで行ける図書館を見つけて


読書を楽しんでいるという。


そして、やはりバスの中で紙の本を読んでいる男性を見て、


「素敵😍😍」


と思ったそうだ。


「それも、その人、革製のブックカバーを付けていたのよ。」


「私も絶対に革製のブックカバーを買おうと、その時決めたわ。」



のだそうだ。


N子さん、形から入るのね。

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