ダブルブッキングになりそうな私にN代の一言
外注先の会社の支店長が帰国するということで、送別会に呼ばれた。
あの、宿やらK(夏休みの宿題を、最後までやらないKのことを、私はこう呼んでいる)が
いる会社だ。
気が進まない。
でも、宿やらKがいるから嫌だなんて、大人げないかなあ。
そこは割り切って、表面だけニコニコして顔を出すくらいするのが大人の対応かなあ。
と、一人でウダウダ考えていた。
そうしたら、同じ日にいつものメンバーでの飲み会の声がかかった。
みんな仕事をしているので、日にちを合わせるのが結構難しい。
「実はその日は○○で送別会があるのよ。」
と言う私に、N代が一言。
「そんなの行かないで良いよ。」
あらん。簡単に言ってくれちゃった。
そして、あれよあれよという間に、時間も場所も決まって行った。
まだ行くって言ってないのに。
でもさ、
気が進まなかったのは本心で、断る理由が欲しかった。
案外背中を押してもらいたかったのかもしれないって自分で思った。
私が行かなかったからって別に誰も困らない。
「参加の場合は返信をするように」
というメールに返信しなければ良いだけのことだ。
返信
しない。