おネコ様がいらっしゃる
うちにはおネコ様がいらっしゃる。
この方と
この方
首、寝違えますよ
毛が抜けて掃除が大変なので、布張りのソファは廃棄し、レザーにした。
毛玉を吐くので、カーペットにシミが付き、なかなか取れない。それで、床はフローリングにした。
結構お金がかかった。おネコ様のためだ。仕方がない。
という話を友人のアキコさん(仮名)にしたら、
彼女のおイヌ様の話をしてくれた。
ご主人の職場で慰安旅行があって、ラスベガスにバスをチャーターし、家族も招待してくれたそうだ。
せっかくなので、愛犬のレオ君は動物病院に預け、ご主人とアキコさん、娘さんの3人で参加した。
途中の休憩をはさみ、6時間ほどかけて到着し、食事をして、
さあ、これから街を散策し、カジノで遊ぼうという所に、動物病院から電話が入った。
「レオ君が腰を抜かして歩けなくなりました。トイレも行けず垂れ流し状態なので、誰か連れて帰ってください。」
「だ、誰かって。」
家には誰もいない。アキコさん、急遽飛行機のチケットを取り、トンボ帰りしたそうだ。
6時間かけて行ったベガスに滞在時間3時間。
招待されたから、バスもホテルも無料と喜んでいたのに、ベガスからLAまでの片道チケットとレオ君の病院費、お薬代の合計が数百ドルになったそうだ。
レオ君、ママの顔を見たら元気になって、次の日には歩けるようになったそうだ。良かった良かった。
預けられると不安でそういう状態になったのだろう。
知人のW氏も犬を飼っていて、預けられないので、日本へ行くときは奥様と交代で行くと言っていた。
おネコ様やおイヌ様は、人間のことを下僕と思っているのかもしれない。
置いてかないでよ Byレオ