いつの間にか長くなったLA暮らし

ロサンゼルス(LA)に住み始めて、いつの間にか40年以上が過ぎました。仕事と趣味を楽しみながら、忘備録としてつらつら書いています。

会社のトイレに置いてある、「あるもの」


会社のトイレには、掃除用具とか、トイレットペーパーの予備とか、


その他諸々が置いてある。


向こうに見える小さなボトルは、


プープリーといって、(大)のに便器にシュッシュッとすると、


臭わない。


いくら女ばかりの職場と言っても、そこは、


親しい中にも…ということで、皆さん気を遣う。



面白いのが、


手前に置いてあるマッチ。



むかーし聞いたことがある。


(大)の後にマッチを擦ると臭わないって。


プープリーという良いものがあるし、消臭スプレーだって置いてあるのに、


今時、マッチなんて使う人いるのかなあと思っていたら、ここにいた。


マッチを売っていることにも驚いたけどね。



これを置いたのは誰かというと、


そう。



あの人しかいない。


文明に逆らって生きているような人。オーナーの事ね。


でも、別にそれはそれで良い。


何を使おうと、はたまた何にも使わなくたって、個人の自由だ。



それは良いんだけど、このマッチ、トイレ以外の場所で見るとは思わなかった。


いつ、どこで見たかというと、



M子さん60歳のバースデー - いつの間にか長くなったLA暮らし



M子さんの誕生日のお祝いで、皆でレストランへ行った時の事。


お祝いのケーキのろうそくに火をつける時に、


オーナーがバッグから取り出したのがこのマッチ。


皆さん、気が付いたようだけど、


そこは大人。


誰も口に出さなかった。


それとも、


日本人は内外の区別がはっきりしているので、


「えっ!」😨


と思うけど、日本人以外の人たちは気にならなかったのかもしれない。


聞いていないのでわからないまま。



そしてまた次の日から、このマッチはトイレに鎮座して今日に至っている。


 

 M子さん、複雑。

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