「汝、星のごとく」の続編「星を編む」。借りた本の扱い方
「汝、星のごとく」の続編「星を編む」を貸してもらった。
ずっと待っていたので嬉しい。
丁度と言っては何だけど、
豪雨の日が続いたので、朝のウォーキングを中止して読み始めた。
「汝、星のごとく」では、登場人物たちの置かれた環境が辛すぎて、
読みながら苦しかった。
唯一、高校教師の北原先生が謎めいていて、人物像が浮かんで来なかったが、
この「星を編む」は、その北原先生の過去から始まる。
なぜシングルファザーになったのか。
娘の結(ゆう)の母親は誰なのか。
「汝、星のごとく」のその後が描かれている中で、
理不尽に絡まっていた部分がだんだん解き明かされて行く。
読みながら少しずつ胸のつかえが降りて行き、
読み終えて、やっと消化不良が治った気がした。
これを読まないと話が終わらない。
ああ、いい話だった。と思って本を閉じた。
借りた本を読むときは、読む前にまず手を洗う。
そして、汚さないようにカバーを付ける。
中に挟まっている葉書や、
本に付いているひも状のしおり(スピンと言うらしい)にも触れないように気を付ける。
これを利用した形跡があれば別だけど、
今回貸して下さった友人は、使っていないので、私も使わない。
読み終わるまでは、読みながら物を食べたり飲んだりもしない。
綺麗な状態でお返ししたい。
良い本を貸してくださりありがとうございました。🙌🤲