いつの間にか長くなったLA暮らし

ロサンゼルス(LA)に住み始めて、いつの間にか40年以上が過ぎました。仕事と趣味を楽しみながら、忘備録としてつらつら書いています。

隣の部署に監査が入るらしい。 マニュアル人間の扱い方

このところ、隣の部署がザワついている。


オーナーは普段は出たり入ったりしてあちこち飛び回っているのに、


最近はずっとオフィスにいるし、


何ならオーナー夫さんもずっとオフィスに居たりする。


皆さんとても忙しそう。


雰囲気もピリピリしていて、迂闊に話しかけられない。


こういう時は息を潜めて静かにしているのが一番。


こっそりM子さんに聞いたら、監査が入るらしい。


はは~~ん。だからね。


これに引っかかったら営業停止になるので、少しでも書類に不備がないようにと、


みんなして手分けして取り掛かっているというわけだ。




うちの部署も以前1度監査が入ったことがある。


うちの部署は、ビジネスのやり方が隣の部署とは違うし、もっと簡素でわかりやすいので、


突っつかれるような材料がない。



スタッフさんと顧客の情報は専用ソフトで管理していて、


常にアップデートしている。と、1万回言っているのに、


聞きゃあしない。



オ「ラクラシさん、印刷してこのファイルに入れて、いつでも見られるようにしておいて頂戴。」


ラ「PCに全部入っているんですよ。すべてアップデートしてあるんですよ。」


オ「ほら、見てちょうだい。ここの期限が切れてるわよ。」



あのですね。


情報は毎日のように更新があるんですよ。その度に紙に印刷していられないんですよ。


何度言ったらわかるんだ。


と思うけど、分からないんだなこれが。


形のあるものしか信じない人なので、ファイルばかりがどんどん増えて行く。


表を作れ、印刷しろと言われても私がしないものだから、今度はマキさんに言ってる。



そうしてマキさんの仕事が増えて行く。



ごめんよ。



ところで、


監査官に、オーナーが気を使ってコーヒーなんかを勧めても、


ああいう所の人って、例えコーヒー1杯でも貰ったら賄賂を受け取った事になるからと、


いっさい手を付けないのね。徹底している。


アメリカらしくないわ。

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