実家の両親の遺骨が入っていた納骨堂が破産 その後
経営破綻した納骨堂が、遺骨の引き取りのため2カ月ぶりに開放され、
兄と姉が出向いて、両親のお骨をやっと引き取ることができた。
札幌市の納骨堂問題 遺骨の引き取りのために約2か月ぶりに開放 不動産会社が対応
今度の納骨堂は遠くて、バスが1時間に1本しか通っていなく、
今までのように頻繁にお参りに行くことができないそうだ。
それでも次の納骨堂は、被害に遭った家には特別な配慮をしてくれて、
通常より安くしてくれたそうで、無事納骨を済ませることが出来たと連絡が来た。
お骨は粉砕されて百科事典のような形の木箱に入れられ、
本棚のような棚に並べられるそうだ。
母の命日には間に合った。
長男として気を揉んでいた兄もやっと安心したことだろう。
かかった料金は3人で分けて支払うことにし、兄からは無事支払いが済んだと連絡が来た。
誰も管理する人がいなくて、家族のお参りもなくほったらかされていた2か月だったけど、
これでやっと片が付いた。
取られたお金は諦めて泣き寝入りするしかないそうだ。
何とも後味の悪い終わり方だが、取りあえず両親の居場所が決まって良かった。