マキさん韓国へ行く
マキさんの娘さんは韓国に留学している。
行ってから3か月。
楽しんでいるかと思ったら、ホームシックで大変だそう。
前に、
「せっかく韓国に居るなら、観光がてら迎えに行って、一緒に日本へ行ってから帰ってくる
のもいいわねえ。」
なんて話をしていたら、それどころではなく、食べ物も確かに美味しいが、
毎日のことなのでやはり日本食が、ママのご飯が食べたい。
言葉が通じない。
等々、考え始めたらどんどん家が恋しくなってきて、 毎日泣きながら電話をかけてくる。
冬休みになったら寮を出なくてはいけないのにまだ行き先が決まっていない。荷物の置き場所もない。
寂しいし寒いし…。
ご主人様にも日に何度も電話が来るようになり、
「これはだめだ。迎えに行った方が良い。」
ということで、
取り敢えずマキさんは空のスーツケースを持って韓国まで迎えに行くことになった。
年末の混んでいる時期なので直行便は取れなくて、
ワシントンで乗り換えて、片道2日かけて行く便がようやく取れたそうだ。
「高かったです。」
ですって。そうでしょうね。
行きに2日、帰りに2日。 滞在3日というハードスケジュールだ。
3か月振りの母娘の再開。娘さんはママが来ると言うことで元気になって、
2人で行きたいところ色々調べて待ちきれない様子だと言う。
可愛い😍💕。
「このまま韓国へは戻らないと言うかもしれない。」
それはそれで良いんじゃない?
取った単位は持って来れるだろうし、良い経験になったでしょう。
マキさん、韓国の冬は寒いそうよ。
温かくして行ってらっしゃい。