いつの間にか長くなったLA暮らし

ロサンゼルス(LA)に住み始めて、いつの間にか40年以上が過ぎました。仕事と趣味を楽しみながら、忘備録としてつらつら書いています。

Netflixで観る韓ドラ 「椿の花の咲く頃」


韓国ドラマと言えば、身分のちがい、記憶喪失、シンデレラストーリーなど、お決まりのパターンが多く、娯楽と思ってい観ているので、それはそれで楽しめるが、このドラマは、
舞台地がオシャレな都会ではなく、田舎町で必死に生きようとするシングルマザーと、彼女を取り巻く人々との日常の中に、コメディ要素、サスペンス要素もあったりで、視聴者を飽きさせない内容となっている。



主演のコン・ヒョジンさんの泣きの演技は素晴らしく、観ている方もつられて、泣かずにいられない、そんな素晴らしい作品だった。


共演者には、愛の不時着で、北朝鮮のアジュマ(おばさん)で名演技を見せた
キムソニョンさんが、ここでも良い味を出している。


後々気付くのだが、ソニョンさん、本当にたくさんのドラマに出ていらっしゃる。ある時はキャリアウーマン、ある時は家族思いのお母さん。いずれも芯がしっかりしていて、内面は心の優しい温かい人柄を演じる名脇役だ。




もう一人注目なのが、ヒロインの相手役の警察官を演じた カン・ハヌル君。


彼は、前回紹介した「ミセン」で、主役のイムシワン君演じる、チャングレの同僚、
チャン・ベッキ役だった人。
全く別人のように役を演じることで、カメレオン俳優と言われているそうだ。


この「椿の花の咲く頃」では、ある種コミカルな演技を見せているが、「ミセン」では、
仕事がうまく行かずに悩み、かと言って決して自暴自棄になれない不器用な青年を、自然に演じている。 最初は同一人物と気付かなかった。さずがカメレオン俳優だ。





韓国ドラマを色々観て行くと、最初は何を観て良いかわからず、取りあえずお勧め作品を手当たり次第だったのが、だんだんとキャストで選ぶようになってきて、ドラマ鑑賞がより楽しくなってきている。

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