いつの間にか長くなったLA暮らし

ロサンゼルス(LA)に住み始めて、いつの間にか40年以上が過ぎました。仕事と趣味を楽しみながら、忘備録としてつらつら書いています。

家は買わないそうだ

姉は、両親が住んでいた札幌の家を買い取り、義兄と一緒に住んでいる。


父が家を建てた時、誰と一緒に住む気だったか知らないが、当時流行っていた(らしい)


二世帯住宅だった。


それをすっかりリモデルして、二人で住むには広い家を、とてもきれいにして住んでいる。


長男と長女の結婚なので、事実上の本家のような立ち位置で、


親戚や、きょうだいや、子供や孫が訪れる。


子供は息子が一人。


結婚して埼玉県に住んでいて、家族で来たり、嫁ちゃんが子供たちを連れて来たり、


最近は孫娘ちゃんが一人で来たりしているそうだ。


甥は、自分で会社を経営していて、ビジネスはずっとうまく行っているのに、


なぜか嫁ちゃんの意見で、ずっと賃貸に住んでいる。


子供たちも大きくなってきて、男の子と女の子なので、


そろそろ自分の部屋が欲しい年ごろだろうから、少し広い所は考えているのか聞いたことがあるそうだ。


そうしたら、嫁ちゃんはしっかりしていて、


「あ、家は買わないんです。だって、この家があるじゃないですか。」



えーと。



どういう意味かな。



姉夫婦が年を取って介護が必要になったら、自分が移ってくるという事か。


「この家を貰うつもりでいるみたいよ。」


だそうだ。


いいんじゃない?一人息子の実家だもの。


いずれ移ってくるのを前提に、今の所は仮住まいと思っているのかもしれないんだし。



「結果的にはそうなるだろうとは思うけど、ただ、ちょっと言い方がねえ。」


だそうだ。



嫁姑の仲が、別にうまく行っていないわけではない。


今の人は、言葉を飾らないのかもしれないなあと思った。

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