ドルに換算すると悲しくなる
友人のN子夫妻が本帰国して、そろそろ一年になる。
早いなあ。
先日N子とラインで、
「こっちは冬時間になったよぉ。」
「あれ、ホントに嫌よねえ。」
なんて話をしていて、夫妻が今住んでいるマンションの話になった。
東京の郊外で、4階建てマンションの4階。
エレベ-ターがなくて不自由かと思ったら、
お買い物、特に重いものは、一週間に一回Coopでして、荷物は配達してもらうので、
自分で運ぶわけではないので不自由ではないとのこと。
色々活用して、快適に暮らしているそうだ。
何よりも、家賃が安い。
普通に、リビングとキッチン、それにN子と夫さん、それぞれの部屋があり、
家賃は7万円だそう。
7万円と聞いて、すぐにドル換算してしまって、
500ドル!? やっすい、と思ってしまった。
N子夫妻は、以前、ラクラシ家から徒歩圏内のコンドに住んでいた。
「あの頃住んでいたコンドのHOA(管理費)が700ドルだったから、
それより安く住めているのよ。」
そうよねえ。
HOAは、年々上がっている。
高いなあと思うけど、うちのようなシニア夫婦には、
それですべて賄ってもらっているので、ありがたい話だ。
それにしても、お金の価値が違うのだから、できるだけドル換算はしないようにしているが、
先日うちの会社にアプライしてきた、60歳で渡米してきた女性、
アプリケーションの、前職のお給料を書く欄で、
日本では時給1,050円で働いていたけど、ドルにすると7ドルになってしまう、悲しい。
と言うので、
今は、アメリカで時給2,500円で働いていると思えばいいよと言って慰めておいた。