小さいのに、大きかった存在
知り合いの家のガレージに住み着いた母猫が、育児放棄したため、
我が家で引き取った2匹の子猫。
2匹とも、片手に乗るくらいにちっちゃい赤ちゃんだった。
この子は1年半前に虹の橋を渡った。
残ったモカちゃん。
成長して
すっかり貫禄のあるお婆ちゃんになり、先日、静かに息を引き取った。
使う対象がなくなった猫グッズは、置いておくのが辛いため、
全て処分した。
キャットタワーや、トイレ2個、水飲み場やキャリーケース、
残っていたカリカリ餌や猫缶、チュールたくさん、使いかけのトイレ用の砂、
爪とぎ、ネコ用おもちゃ色々、など、など。
あんな小さな生き物なのに、家の中には、猫グッズって、結構あるんだなあと思った。
私のお布団に粗相をするので、ベッドルームへのドアは閉めてあったが、
もうその必要もなくなり、開けたままにした。
全ての作業を終えてみると、なんだか、家の中がガラ〜〜んと感じる。
仕事から帰ってくると、いつも物音でわかるようで、
ドアの前まで来るので、ぶつからないように、外へ出ないように、
ソーッと気を付けてドアを開けた癖が、なかなか抜けない。
いなくなってみて、存在感が大きかったのを感じる。
寂しい。
灰になって帰って来た日、先に逝ったチョコと一緒に。
今頃会えているかな。