いつの間にか長くなったLA暮らし

ロサンゼルス(LA)に住み始めて、いつの間にか40年以上が過ぎました。仕事と趣味を楽しみながら、忘備録としてつらつら書いています。

物が捨てられない夫と、物に執着がない妻との妥協点


うちのベッドルームには、古い古い置時計がある。


これは、いつだったか思い出せないくらい昔、オットがどこかから買ってきたものだ。


今は、お互い携帯の目覚ましを使っているが、


昔は、この時計を目覚ましに使っていた。


目覚まし機能は使わなくなっても、時計は普通に動いているので、


なんとなく使い続けていた。


なぜかと言うと、


オットは、物が捨てられない人なので、これを捨てるとは言い出せなかったから。


ただ、どんなに古いものでも、オットが自分の部屋で使うなら文句はない。


でも、これは、ベッドルームに置いてある。


私は物に執着がないので、この古い時計が、イヤでイヤで仕方がなかった。


いつ言い出そう、と思いながら言い出せずにいた。


それが、先日、夫の買い物に私のアマゾンのアカウントを使うことがあり、


どさくさに紛れて、時計も買い替えない?と言ってみた。


そしたら、


なぜ今まで言わなかったのか、不思議に思っていたという。


あら、そーだったの?


こっちは、捨てられるのが嫌だと思って気を使って黙ってたのに、


お互い気を使っていたのね。


まあね、


捨てろ捨てろと言われると、意地になっても捨てなかったりするから、


オットの部屋に鎮座している、100年前のものじゃないの?と思うような、


何だかわけのわからないものに関しては、見て見ぬふりをしているラクラシだ。



ということで、ベッドルームの壁に、新しい壁時計が付きました。


今は、コンセントではなくて、USB対応なのね。


家にある変換プラグが足りなくなりそうだわ。

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