夫の決断(2)
ハンティントンビーチの航空ショーが、濃霧のため中止になり、
帰りに寄った居酒屋で、オットが、新しい仕事の面接に行くという話を始めた。
声をかけてくれたのは、以前働いていた会社の知り合いのボブさん。
偶然会って、電話番号とメールアドレスを交換した次の日、
ボブさんから早速メールが入って、2日後に、本社の人との面接が設定されたという。
時系列で言うと、
ボブさんに偶然会ったのが金曜日。
ボブさんからメールが来たのが土曜日だったが、メールに気付いたのが日曜日。
航空ショーへ行ったのが日曜日。
そして、面接が月曜日。
あれよ、あれよと話が進み、
バイト先への事前連絡をする時間的余裕もなく、月曜日の朝を迎えた。
面接の時間は。午後2時半。
ラ「会社には何と言いますの?」
オ「用事があるから帰ります。」
ラ「もし、仕事が決まったら、辞めるというノーティスは2週間?」
オ「1週間でいいや。」
だそうです。
特に引き継ぎをするほどの仕事内容でもないんだそうだ。
で、
面接の結果はどうだったかと言うと、
無事通過。
そりゃそうよね。
だって、こっちから働きたいと頼んだわけじゃなく、
向こうから、是非来て欲しいと言って来たんだから。
ということで、来週から行くことになりました。
まあ、頼まれたとあっては、悪い気はしないだろう。
長く働いてきた仕事畑で、勝手もわかっている。
ちょっと嬉しそうで、ちょっと張り切っているオットであります。