大学生をもつ家庭の選択肢
最近、アメリカ在住の日本人家庭で、お子さんの大学進学の傾向が変化しているらしい。
あくまでも、私の周りの人に聞いた話で、
特に統計を取ったわけでもないので、あしからず。
まず、年々、とても入りにくくなって来ているそうだ。
それと、学費の高騰。
うちの子供たちの時も高かったなあ。
今は、もっと高くなっているということね。
プラス、アメリカの大学は、寮費が高い。
最近、以前同僚だったFさんと話す機会があり、
彼女のお子さんが、まだ小学生だった頃、
「子供が小さい頃は、100ドル単位でお金が出て行って、大変だなあと思っていたけど、大学へ行くようになると、それも2人、3人とダブると、何千ドルという単位で、ザブザブ出て行くよ。」
と、私が言ったのを、今、実感していると言われた。
へー、そんなこと言ったっけ?
のど元過ぎてずいぶん経つので忘れていたわ。
あの頃もそうだったんだから、今は、もっと大変だと思う。
マキさんの娘さんは、韓国の大学に行っていて、それはもちろん本人の希望だけど、
アメリカの大学に比べたら費用は安いので助かるそうだ。
娘さんのお友達の多くが、日本の大学を選んだと言っている。
日本の方が安いからって。
円安で、昔に比べたら、日本からアメリカにお子さんを留学させる家庭は少なくなって、
アメリカから日本の大学に行かせる家庭が増えている。
円安の影響が、こういう所にも出てくるものなんだなあと、
改めて感じている。