いつの間にか長くなったLA暮らし

ロサンゼルス(LA)に住み始めて、いつの間にか40年以上が過ぎました。仕事と趣味を楽しみながら、忘備録としてつらつら書いています。

ドレスシューズは諦めた ~ 父は最後まで革靴だった



若い頃は、ヒールが当たり前だったのが、年齢を重ねるにつれて


ヒールの高さが少しずつ低くなり、


ヒールの地面に付く部分の面積も、少しずつ広くなり…。


最近では、コンフォートシューズやフラットシューズを履くようになってきた。


お勤めしていて人に会う機会が多いので、頑張ってドレスシューズを履いていたのだが、


出勤前にウォーキングをして、履き替えるのを忘れて一日スニーカーで過ごしたら、


なんか、楽。


もう、ドレスシューズはいいかな。



と、



最近思い始めている。



父は、96歳で亡くなったのだけど、最後まで革靴だったなあと思い出した。


アメリカには、若い頃何度か来たことがあり、その時は、歩きやすいようにと、


スニーカーを買って履いていたが、それは、あくまでも「アメリカ用」だったらしい。


施設に入ってからも、お出かけするときは、


必ず襟の付いたシャツにジャケットと替えズボンに着替え、帽子をかぶり、革靴を履いた。


思えば、ダンディーだった。




仕事に出かけるのに、朝、スニーカーを履くたびに、


ちょっぴりの罪悪感を持ってしまう今日この頃だ。



ふっ、それほどでも。

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